2016年12月15日木曜日

群馬の釣りとヘラ鮒釣り

平成7年に群馬に帰ってからさかな釣りは一度もやっていません。たまには一日水面を眺めて過ごしたいという欲求はありますがなかなか実行できないでいます。ドライブで行った時など三名湖や下久保ダムでへら鮒釣りをしてる人を見かけたりします。長い竿を振り浮き下はいっぱいに深くし、仕掛けを投入する姿は豪快で野釣りの醍醐味を満喫してるように見えてます。

更に当たりがありへら鮒が湖の深い所から抜きあげる姿は野趣にあふれ釣堀にいるへら鮒と違いこちらのは力強く竿をしならせています。釣り上げたへら鮒は健康で銀色に光りとっても綺麗でした。

ほかの釣り見学もしました。利根川上流では鮎の友釣りをしていました。大勢の人が竿を出しているのでつり竿の展示会みたいです。腰よりも深いところまで入ってる釣り師もいました。まだまだ水温は低いので体によくないだろうと思いますが釣りはそんな事は忘れるほど楽しいようです。

高崎から玉村町へ行く抜け道があります。烏川沿いに堤防がありその上を自動車で走れる道があり、以前は高崎の綿貫町の信号が渋滞するのでその抜け道としてよく使用してました。今は国道354が整備されほとんど渋滞は発生せずこの烏川沿いの抜け道を使用することはありませんが、その頃その道を走っていると井野川の橋がありその上流に多くの人を見かけました。早速橋の脇からその人たちを目指していくとちょっとした広場があり駐車出来ます。1時間ぐらい見学しました。みているだけでも楽しいです。仕掛けはコンパクトなリール仕掛けです。竿は2mくらいでした。ポイントまで約20~30mなので充分です。だんだんその場の人たちに馴染み聞いてみると鯉釣りとのことです。いかにも鯉がいそうなポイントです。深みがあり水は淀み大きな鯉がいてもおかしくない感じがします。私が見学してる時には誰も釣った人はいませんでした。でも釣り師たちは楽しそうです。いつくるかと緊張の連続なのでしょう。

群馬県内でもいろんな釣りがあるものです。その場その場で対象の魚にあわせ工夫を凝らし同好が集まり話も弾み充実した時間を過ごしています。

私はずっと埼玉県の草加に住んでいました。そこでの釣友はほとんどがへら鮒か海釣りでした。群馬へ帰ってからはへら鮒釣りの知人はいません。三名湖や下久保ダムで出来るのに一人もいないのです。おそらく渓流釣りや鮎の友釣りなどが身近で魅力的なのかもしれません。それとへら鮒釣りの入門である「へら鮒の釣堀り」がないからとも思いました。

長く感度のいい棒浮きが魚の動きを伝え水面下のへら鮒の動きを想像し緊張してその瞬間を待つへら鮒釣りは私は大好きです。長い時間同じ姿勢で座ったままでいると体がおかしくなります。立ち上がろうとしてもあちこちが痛くて大変でした。それでも楽しかった。

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