埼玉に住んでいたこと草加の北谷町というところに「健康センター」がありました。私がよく行ったのは昭和60年頃で料金は1800円でした。確か夜11時からは1000円で入場でき朝までいることができたと思います。お気に入りの風呂は薬湯風呂で体の粘膜がひりひりするのが愉快でした。他に露天風呂や草津の湯などあり色々あって飽きさせませんでした。24時間営業で朝までいる人も結構います。深夜12時を過ぎると客層が変わりスナック勤めの女性が休憩所を占領してると思えるほど多くいる事もありました。夜が明けるころ引き上げていきます。当時はスーパー銭湯とは呼ばず健康センターと言えば通じました。千葉県の松伏辺りにも似た施設が出来ましたが正式名称は誰も知らず健康センターと呼んでいました。
マイクロバスも2台あって草加駅など定時運行していたようです。とっても懐かしいです。今も経営してるのでしょうか。
群馬に帰省してから全くスーパー銭湯を利用していませんでした。調べてみれば結構近くにあるのです。家から等間隔に5件はあります。中でも一番近い「湯楽の里」へ気が向くままに行ってみました。このような施設を利用するのは久しぶりです。
受付に行っても何と言って良いかわかりませんでした。<strong>こんな時のコツとしては「初めてです」と言えばいいのです。</strong>簡単な事ですがとっさの時など言葉に詰まってしまいますが、これを言えばスタッフの人はとっても親切に教えてくれます。
いざ久しぶりにこのような施設に来ましたがどうも様子が違います。朝9時の開店から行ったのですが全部の人が風呂セットを持っています。タオルや櫛や軽石など丸い桶にいれまるで街中の普通の銭湯に行くかのようです。以前草加の健康センターにいった時にはいつも手ぶらで行きました。こちらでは別料金でタオルや室内着を貸してくれます。これらを借りなければ料金は650円でした。おそらく入浴料だけの値段と言う事でしょう。次回からは用意しようと思いました。
それから他のスーパー銭湯へも行きました。システムは大体同じでほとんどの人は丸い桶に入浴セットを持参しその分安く利用でき多い回数利用するには入浴セット持参がいいと思いました。
そんな中で特に気に入った銭湯は「利休」でした。料金は600円で後払いです。入浴しないで食事休憩だけの利用も出来るようです。手作りカレーと醤油ラーメンは朝から注文でき380円と格安です。いざ風呂場へ行くとビックリしました。それは露天風呂です。他とは比べ物にならないほど広いです。ちょっとした池みたいでした。他には檜風呂がありこれも私のお気に入りでした。室内の風呂はサウナが2つあります。私は炭酸泉によく入りました。体中に小さな気泡がいっぱい付きます。手でこすると取れますがいつの間にかまたいっぱい付くので面白いです。よく温まるらしいです。私は鈍い人間なので実感はないのですが。
充分に温まってから洗い場に行ってシャワーを浴び念入りにゆっくりに体を洗い入浴を終わりにします。ロッカーに戻り添え付けの綿棒で耳を手入れしたりドライヤ―で髪を乾かしたりします。
服を着てとぼとぼと歩き食堂へ行き醤油ラーメンか手作りカレーを食べます。醤油ラーメンのほうが圧倒的に多く食べましたが。
なんだかとっても優雅な気分になります。どこも清潔できれいに掃除されたこの「利休」は気に入ってて何度も続けて通いました。
この辺りのスーパー銭湯はほとんどシステムは同じですがそれでも初めての所では「初めてです」と伝えたほうが迷う事もなく安心して利用できます。簡単な事ですがこれが大切です。
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