吾妻川の北にある国道353号線は日向道(ひなたみち)です。私は渋川から中之条まで行くのに日陰道(ひかげみち)を利用します。県道35号線です。日陰道は渋川の行幸田から一本道です。名前の通り日陰の多い道になります。夏には日陰で涼しく好まれたと思える道ですが冬には雪や氷が溶けず、通るには厳しい道だったと思えます。
ドライブで通った事があります。日陰道を進むと箱島湧水の看板を見かけ興味が湧き寄ってみました。駐車場はありますがその箱島湧水はほんの少し歩きます。すぐに到着しますが足が弱くなった私にはちょっと大変でした。途中水を汲んだポリタンクを持った人とすれ違いました。箱島湧水では澄んだ水が勢いよく湧いていました。こんなに多くの水が湧いてると貴重さは感じません。ポリタンクを持って順番待ちしてる人など全くいません。1分もあれば満杯になるでしょうから。
持ってきた紙コップで水をすくって飲みました。もちろん美味しかったです。ほんとに美味しかったです。ゆっくりしたかったのですが店などはなくする事もないので車に戻り更に日陰道を進みました。
程なく行くと同乗してた友人が「ここ左折」と言いました。曲がるといきなり狭い道で舗装はされてるのですがしばらくすると舗装もなくなり田んぼ道になりました。更に行くと行き止まりになり車を止めて途中で買った寿司を食べいっときを過ごし田んぼのあぜ道を歩き山草を見て回りました。私は詳しくないのですが知人は詳しく色々説明してくれました。先ほど食事をしたところにも見たことない花が咲いていて好きな人には堪らない見たいです。私が覚えていたのは山葵が自然に生えていた事です。根の部分は小さいのですが間違いなく山葵でした。香りもよくとっても贅沢な気持ちになりました。
きれいな花もいっぱい見ました。山葵の香りもとっても新鮮でした。残念な事はその場所は思い出せないのです。いきなり左折と言われたのでどんな景色だったか分りません。でもいい場所でした。
2時間ほど散策しまた日陰道を進みました。カーブは少なく坂道はあり運転は快適です。しばらく走ると「植栗」という信号があり右折して渋川市を目指しました。これで日陰道とはお別れです。龍ヶ崎と言う橋を渡り国道353号線を右に行きかえり道としました。
日向道と言うだけあって太陽光を遮るものはありません。よく日が当たり暖かく眠くなりそうです。日向道には国道だけあって大きなドライブインがあります。野菜の直売もしており南瓜を買いました。そして軽食をとりコーヒーを飲んで一休みし家路に着きました。
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