2016年12月25日日曜日

昔ゲームセンターに行ったが60歳過ぎてみると 

昭和63年頃は現在のような大きなゲームセンターは見かけませんでした。喫茶店にテーブルゲームがあったり室内釣堀の隅にあったりしました。喫茶店ではコーヒーなどの注文したものが運ばれてくるとゲームの画面を避けてコーヒーカップを置きゲームを続けていました。

当時大流行したのは「インベーダーゲーム」でした。画面に現れた宇宙人やUFOを撃つのですがUFOは打った弾の数によって点数が変わり最高得点は300点でした。画面をクリアーすると少しレベルアップした画面になります。画面の攻略法も現れテレビでもよく取り上げていました。有名なのは「名古屋撃ち」と呼ばれている方法でした。そんなの知らなかった私はその凄さにびっくりし、テレビを見入っていたのでした。次第にインベーダーゲームの人気もなくなり次に出たのはギャラクシーゲームでした。この頃は他にも色々なゲームが出てきてギャラクシーゲームだけに熱中する事はなかったと記憶しています。

それから数年たち「平成」に入るとしゃれたビルの1階と2階がゲームセンターが出来、あの何処にでもあったテーブルゲームは全く見かけなくなりました。クレーンゲームを始めてみたのもこの頃でした。その頃ゲーム自体に興味を持っていませんでしたが当時学習塾の講師をしていた私は子供たちにねだられて保護者として付き添いました。

子供たちに言われ気が向かなかったのですがクレーンゲームに挑戦する事になってしまいました。景品は人形でした。適当に操作してクレーンで狙うと何と取れたのです。びっくりしました。はしゃいでしまったかも知れません。その後楽しくて景品の人形は持ちきれないほどたまりました。もちろん子供たちにあげました。

現在はほとんどゲームセンターに入ってませんが、数年前伊勢崎市の骨董の店にいたときトイレを借りようとしたら「トイレは隣のゲームセンターのトイレを使用してください」と張り紙があったので行った事があります。大きく広いゲームセンターでその奥にトイレはありました。色々なゲーム機が目に入ります。バスケットが出来たりバッティングセンターまであります。トイレの手前にはプリクラがあり始めて見たのでした。

自分はここには場違いと感じました。若いお兄さんがこちらを見て怪訝な表情で見ていました。それからもトイレを借りに何度か行きましたがゲームに興味は湧きませんでした。

それから何年かたちふとテレビでゲームセンターがとり上げられていました。それによると客層がお年寄りがゲームを楽しんでいると言う内容でした。そう言えば昼間はガランと空いてるし日中時間のあるお年寄りのいい時間つぶしかと思えました。私もそんな年代です。早速行ってみました。お年寄りの方が結構いました。マージャンゲームにはまってるかのようでした。でもあまり楽しそうには見えませんでしたがそういう遊びかもしれません。時間は一杯あるし好きな事をして過ごすのに誰も口出しはしないでしょう。

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